Z's Days

毎週末更新中!日々起こった出来事を日記として付けています。ガンプラ記事多めです(笑)

バイトを辞めるおはなし。

こんにちは。Ziosです。

 

今日はちょっと重い話をしようと思います。僕にとっては思い出すだけで胃がキリキリ痛み肋間神経痛が再発するくらい苛だたしいというかストレスフルな話ですが、「日々を日記として」がモットーのブロガーとしては書かないわけにはいきません。本来ならガンプラの話をする予定でしたが、文字に起こさないとちょっとやってられないのでお許しください。

 

要は「バイトを辞める」という話です。

私は4月末から飲食店でバイトを始めました。その時の経緯はいつか書いた気がするので、その辺りの過去記事を読んで頂きたいです。

始めた当初は慣れないインド人に苦戦しながらも、なんとか仕事を覚えようと頑張っていました。もちろん現在も同様に頑張っていますが、仕事をいくらか覚えた分、少し楽になってきた…

と言いたいところですが。ここで事件発生です。

 

ある時、持ち帰りのオーダーが入り、注文の品を作って来店を待ち、お客様にお渡ししました。ところが品物をいくつか渡しそびれ、お客様はそのまま帰ってしまったのです。

このようなことは以前もありました。その際は「インド人がトッピングを忘れる」というミスで、本来調理担当でない私も「バイトの仕事の範疇じゃないんだけど、インド人はよくミスするからチェックお願いね」と言われました。私は「バイトの仕事でないなら御免被りたい」と正直思いましたが、ミスのあった時は店長も不在で、私とインド人2人のみだったため(今考えるとその時点でおかしいのですが)、まぁ私の責任も十分にあるのかもしれないと自身を納得させて場を収めました。

そして話は戻り今回のミス。今回は店長も店内におり、私も先日のミスを覚えていたため「ミスしないように」とチェックを何度もしたつもりでしたが、結果的に恐れていた事態が起こってしまいました。

店長が渡しそびれたカレーに気づき、「チェック、チェック!」と私に言います。確かに渡したのは私ですので、責任を転嫁するのは当然でしょう。(あえて「転嫁」という言葉を使いました。)しかし、気が立っていたせいもありますがその際に私が思ったのは「ミスを以前に何度もしたことを知っていて、かつミスをしやすい状況に自分がいるのなら、なぜ最終チェックをしようとしないのか」ということ。独りよがりな言い訳かもしれませんが、リスクマネジメントの観点からすると、全くおかしい意見ではないのでは、と考えています。

当然ながらお客様から電話が来ます。「品物が足りない。配達してくれ」と言われましたが、「その設備は整ってないから申し訳ないですができません」と言うしかありません。(これは店長からの指示です)じゃあ取りに行きます、という言葉を残して電話は切れました。店長は来たらガソリン代で渡せと千円札を私に渡したあと、テーブルの片付けをしていました。

そしてお客様が再来店。当然ながら不機嫌そのものです。そもそも品物が半分以上足りないのですから気づいて当然な気もしますし、電話口で「40分も待たせて…」と言われましたが「調理にかかる時間を申し上げたまでで、合計20以上の品物を頼めばそれくらいかかるのがなぜわからないのか」と正直思いましたが、それを言っては私の命はありません。ただ「本当に申し訳ありません」と平謝りし、品物とガソリン代を渡して帰って頂きました。

その間店長はテーブルの片付けをしており、こちらの様子は全く無視。一番ペーペーの私がただただ矢面に立たされていただけでした。(社会的に考えればそれは普通なことなのかもしれませんが、後にも述べますが「研修生」にすべき処置ではないと私は思いました。よってこの悪意たっぷりな書き方をした次第です。)

そしてしばらくしてから、「来た?」「ガソリン代渡した?」と店長。正直「何でそんなに無関心でいられるのか」と苛立ちましたが、私にも責任の一端はあるわけですから文句は言えません。そして洗い物やテーブルの片付けをしている最中、店長は私に「今の日本の経済界では〜」とか「君が教師になったら絶対思うと思うんだけど〜」と間接的に私に愚痴をこぼします。私に非がないわけではありませんが、少なくとも私は言われた仕事はしっかり行なっていますし、そんなに集中砲火を浴びるほどのミスをしていないはすです。(先ほどのミスについても、私個人ではないはずなのです。インド人にも確認義務がありますし、店長にしても一端の責任はあるはずでした。)

もう段々とその場にいることが嫌になってきました。

その日はいつもよりも混んでおり、店長と私がホール業務についていたのですが、私に「俺(店長)が洗い場に来ている時点でおかしいから」と言い始めました。正直、そんなこと言っても現に回らないし、仮に私がもう少し仕事ができても無理なことは明白な状態でそういうことを言われても…と思いました。

 

その言葉を言われた時に決断しました。「ここにいたら俺は潰れる。やめよう」と。本来なら一年程度続けるつもりではありました。元々好きな飲食店だったため、メニューを覚えるのも苦ではなく、インド人ともなんとかやれるようになってきて楽しくなって来た頃だったので、多少忙しくてハードだとしても「なんとか頑張ろう」と思っていました。

しかし、店長に小言を言われながらずっと働き続けるのは、よっぽど給料が高く、私自身も仕事ができる状態を別として「ありえない」待遇です。最低賃金で8時間その状態で働かされてみてください。毎日ではないですが、私には耐えられる気はしませんでした。

 

夜になり、バイトの終了時刻も迫ったところで、他店から戻った店長に辞めたい旨を伝えました。すると店長が言うには、(要約ですが)「面接の時と言っていることが違う。こっちは今までの時期は『研修期間』と見ていた。これから一番必要な時期なのにそれは失礼だ」と。なぜ辞めたいと理由を聞かれたので「体調が悪い、他の経験も積みたい」と言いましたが揚げ足を取られ「そう言う支離滅裂な理由は社会人として失礼」と一蹴。確かに私の伝え方が拙かったこともありましたので謝りましたが「謝って欲しいわけじゃない」とまた小言を始めます。じゃあどうしろと。

とりあえず辞めること自体は認めてもらったので、7月期を持って短いバイトを終えることになりました。(さすがに既に予定を出している7月期をやらないのは私の良心が許しませんでしたが、甘いと言われればそれまでですね)

 

ここまでことのあらましをのべましたが、私が言いたいのはこういうことです。

 

・同じようなミスがあったことを考慮してチェックに加わらないのはどうなのか(私を『研修生』と見ているのならばなおのこと)

全員でミスをチェックする、ということを言っていたにもかかわらず、責任を私1人に負わせるのはちょっもお門違いなのではと感じました。

 

最低賃金を拡大解釈しすぎなのではないか

私は最低賃金での契約でした。給料については「飲食だし昼もつくしいいかな」と思っていましたが、実際に勤務を始めて、「インド人と英語で会話」「多忙なホール業務を最悪一人でこなさなければならない(インド人は日本語が喋れないため)」という、当初言われていなかった状態での勤務を余儀なくされていました。幸いにもインド人自体は優しい人だったので、私の高校レベルの英語でもコミュニケーションを取ることができましたが、ホール業務はどうにもなりません。さらに電話には日本人の私が出る他ありませんので、そう言ったことを全てバランスを見ながら勤務する必要があります。これを、『研修生』と見られていた私が最悪「一人で」行なっていました。

最低賃金で行われる労働内容なのでしょうか。私にはそう思えません。もしそうなのだとしたら…なんてことは空恐ろしくて考えたくありませんが。

まして、店長がしたように発言の揚げ足をとるならば、私は面接時に「これからの時期が繁忙期」「ここまでの時期は研修期間」という言葉は一切聞いていません。そう言った勤務に関する大事なことは、聞いていれば間違いなく覚えているはずだからです。そして、働く側にも関わることなのですから、少しでもそう考えていたならもっと早くに伝えるべきです。にも関わらず店長はそのことを私に伝えず、自分で勝手に「あいつは研修だ」と思い込んで、いざ辞める時になって「研修期間なのに…」とは。虫が良すぎる気がします。小学生の喧嘩の言い訳の方がまだ可愛げがあります。そういった意味でも、私のことを(全く気にかけていなかったとは言いませんが)蔑ろにしていたということにおいて、この賃金ではやってられないと思いました。まぁ今の状況では、時給1,000円貰ってもやりたくないですが。

 

以上二点が、主として私が「ここではやっていけない」と感じた点です。私が未熟なせいもあるかもしれませんが、これ以外にも店長の行動で私が耐えかねる点はありました。そしてその多くが「自分が完璧にできないことを、人に完璧にやるよう求める」という言動。ひととしてどうなのでしょうか。「自分ができないことを人に頼む際はそれ相応の言い方がある」と考える私は生真面目すぎるのでしょうか。

いずれにせよ、アルバイトで潰れてたまるかと思い、いつもの私なら衝動的な行動はあまりしないのですが自己防衛のために即断即決した次第です。

 

かなりの主観を意図的に込めました。ですので客観的な文章ではないことは十分分かっています。その上で、私はこの文章を書きながら「あのバイトは辞めるべきであった」と再確認しました。料理は美味しくても、働くことは当然ながら別問題です。あの店に顔を出しづらくなるのは残念ですが、自分の身を守るためですから幾らかの我慢は必要でしょう。仕方ありません。

私の判断が適切だったかどうかはさておいて、こういうことがありました、ということをここに残そうと思います。

もしこの文を読んで「なんてひ弱な奴だ」と思われても構いません。なぜなら、読まれてそう感じた方が私をひ弱だと思っても、そのひ弱な私は自らを守るためにこうせざるを得ない状態だと感じたからです。

 

というあたりで、歯切れは悪いですがこの辺りで締めさせていただきます。

次のバイトはまだ決めていません。職は選べても人は選べない、と誰かに言われましたが、まさにその通りだなと痛感してしまいました。ここだけは良縁を願うばかりです…

 

それでは。

次週はガンプラの話をします。本当ですよσ(^_^;)