今からできる簡単撮影術 〜ガンプラ編〜
こんにちは。Ziosです。
さて、長々と続けてきましたカメラ企画もついにフィナーレ。今回はガンプラの撮影時に気をつけておきたいポイントをご紹介させていただきます。
せっかく作ったガンプラです。どうせなら綺麗に撮ってTwitterやGUNSTAさんにアップしたいですよね。
今回は基本的にデジカメ、iPhoneでの撮影を想定しています。Androidご使用の方は一部使用法が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
それでは。
まず撮影環境ですが、私は非常に簡素です。
用意するのはスケッチブック。
中から一枚の紙を引きちぎります。
引きちぎったものを下に敷き、スケッチブックの白いページを開いて立てます。
そこにデスクライトを最大出力にして当てるとあら不思議。
あっという間に撮影ブースの完成です。
この方法では背景紙やらフォトライトは使用していません。学生ならなかなかの確率で家にあるであろう強力な照明器具「デスクライト」を使用していますので、設備投資もスケッチブックのみで済みます。エコノミーですね。
難点としては、スケッチブックの留め具が写り込んでしまうこと。私は特に気にしてません。
環境の話はこれくらいにして、次は実際に撮影する際のお話に移りましょう。
ここで意識するのは「光の具合」です。
まずはこちらのガンキャノンの写真をご覧ください。
続いてこちらのザクをご覧ください。
明るさが違いますね。ちなみにこれは前回ちらっとご紹介したCanon PowerShot SX620HSで撮影しました。
これらの写真は、環境は全く同じです。構図の違いはあれど、デスクライトの明度は最大です。
では、なぜ仕上がりにこうも違いが出るのか。
それはウェザリングのかけ方が原因…
ではなくて、「露光」の設定が関係しています。
露光とは、写真にどれだけ光を取り入れるか決める設定のことをいいます。
露光の値が大きいほど写真が明るくなり、逆に小さければ暗くなります。
デジカメによって設定方法は異なりますが、iPhoneは撮影時に簡単に調整できます。
中央のフシギダネ付近にあるポインター横に、お日様マークと上下に動かせそうな印がありますよね。これをいじれば簡単に調整できます。
ちなみに暗くするとこんな感じ。
何も見えません。これは部屋を真っ暗にしているわけではありません。
このように、露光をいじるだけで印象がガラッと変わります。あとは自分が抱く完成品のイメージに合わせて調整してあげれば、いい感じに撮影できると思います。
次にオススメの撮影の構図をダイジェストで。口で説明するより見てもらった方がきっと早いと思うのです。今回のモデルはガンキャノン最初期型です。
まずはバストアップ。定番中の定番。
続いてポージング右斜め上から。これも私の中では定番です。
あまり変わらない気もしますが、これでよし。
最後に、下からアオリ。
これは先ほども掲載しました。
カメラ企画の最初に取り上げた「グリッド線」も上手く活用しましょう。これだけ近くで撮影するのですから、少しでも斜めになると違和感が生まれてしまいがちです。そんな時こそグリッド線に合わせて真っ直ぐに。
また、交点に顔を入れるのもおススメです。割と締まります。
あとは自分が納得できる一枚を撮るまでひたすら頑張る。写真は釣りほどではありませんが、忍耐力も必要です。デジカメはいくらでも取り直しが効きます。気に入った一枚が取れるまで何度でもトライして見ましょう。いらない写真を整理した際に、せっかくのベストショットを削除しないように注意してくださいね。私は中学の修学旅行でやらかしました。泣きかけました…
それでは。今回はここまで。
長々とカメラ企画を続けてまいりましたが、これを機に自分の中の知識も幾らか整理できた気がします。
これを機に少しでもカメラや写真に興味を持っていただけたら幸いです。
また、久しぶりで勝手がつかめず大長文記事となってしまいました。
完全復帰まではもう少しお待ちいただきたいと思います。
ちゃんとガンプラが作れるようになったらね…
Ziosでした。